脚本コース講師紹介
高橋洋(初等科「昼クラス」「夜クラス」共通講義担当/脚本コース主任講師)
1959年生まれ。学生時代は早大シネマ研究会に所属、『夜は千の眼を持つ』など8ミリ作品を発表。映画同人誌「映画王」の編集にたずさわる。90年に森崎東監督のTV作品『離婚・恐婚・連婚』で脚本家デビュー。主な脚本作品に、中田秀夫監督『女優霊』『リング』『リング2』、北川篤也監督『インフェルノ蹂躙』、黒沢清監督『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』、佐々木浩久監督『発狂する唇』『血を吸う宇宙』、鶴田法男監督『リング0バースデイ』『おろち』がある。なかでも『リング』シリーズは大ヒットを記録、世界にJホラーブームを巻き起こした。04年、『ソドムの市』で初長編を監督。他の監督作に映画美学校フィクション・コース第9期生とのコラボレーション作品『狂気の海』『恐怖』。編著書に「大和屋竺ダイナマイト傑作選 荒野のダッチワイフ」(フィルムアート社)「映画の授業」「映画の魔」(青土社)がある。現在、監督最新作『旧支配者のキャロル』を制作中。
村井さだゆき(高等科「夜クラス」担当)
1964年生まれ。93年、『飛べないオトメの授業中』で第6回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞。94年、フジテレビの深夜ドラマ『ハートに S』で、5分弱のミニドラマの連鎖の関連性がエンディングで明かされるという斬新な手法を開発。その後、今敏監督『パーフェクトブルー』(98) 『千年女優』(02)や大友克洋監督 『スチームボーイ』(04)『蟲師』(07)などの映画脚本を担当。TVでは『帰ってきたOL三人旅』(93~96)シリーズのような二時間ドラマのほ か、『エコエコアザラク』(97)や『ねらわれた学園』(97)『ウルトラQ dark fantasy』(04)などの深夜ドラマ、さらに『ファンシーララ』(98)『ゼーガペイン』(06)『デュラララ!!』(04)など多数のアニメ作品 に参加。実写、アニメを問わず幅広い分野で活動中である。シリーズ構成作品として『アレクサンダー戦記』(99)『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』(00)『キノの旅』(03)『魍魎の匣』(08)『夏目友人帳(参・肆)』(09~11)などがある。
三宅隆太(初等科「昼クラス」担当)
1972年生まれ。若松プロダクション助監督を経て、フリーの撮影・照明スタッフとなり、映画・TVドラマ・PV等に多数参加。95年、初監督の自主制作映画『風のない部屋』(16mm)で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」審査員特別賞受賞。その後、日本テレビ系バラエティ番組「ぐるナイ」の主題歌PVで商業監督デビュー。99年若松孝二『飛ぶは天国、もぐるが地獄』で撮影と脚本を兼任。以降、脚本業と監督業を中心に活躍中。主な作品は、映画『七つまでは神のうち』(11/兼監督)『怪談新耳袋 怪奇』(10)『呪怨 白い老女』(09/兼監督)など。TVドラマ「ほんとにあった怖い話」(99~)「ケータイ刑事」(03~)「恋する日曜日」(06~07)「女子大生会計士の事件簿」(08)「古代少女ドグちゃん」(09)「時々迷々」(09)ほか多数。また日本では数少ないスクリプトドクターとして、国内外の映画・TVドラマ等のリライトを多数手がけている。そのほか、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」での鋭い映画分析も評判で、リスナーから厚い支持を受けている。
小中千昭(初等科「夜クラス」担当)
1961年生まれの特殊脚本家・作家。小学生の頃より8ミリ映画製作を始める。成城大学文芸学部芸術学科で映画記号学を専攻。卒業後、映像ディレクターとして活動した後、1989年にビデオシネマ『邪願霊』で脚本家デビュー。数多くのホラー作品を手がけ、後のJホラーと呼ばれる作品群のイディオローグ的な存在となった。その後アニメ、映画、テレビドラマ等に脚本を提供。一部の作品では特殊メイク、音楽制作なども担当。脚本の代表作は「serial experiments lain」(98)「THE ビッグオー」(99)「デジモンテイマーズ」(01)「テクノライズ」(03)「神霊狩 GHOST HOUND」(07)(以上アニメ)、「ウルトラマンティガ」(96)「ウルトラマンガイア」(98)「ウルトラマンマックス」(05)「乱歩~妖しい女たち」(94)「エコエコアザラク ~眼~」(04)(以上テレビドラマ)、『くまちゃん』(93)『DoorIII』(96)(以上映画)など。著書には「ホラー映画の魅力 ファンダメンタルホラー宣言」「シナリオエクスペリメンツ・レイン」などがある。


