公開講座/イベント
映画美学校ドキュメンタリー・コース2007年度初等科修了作品発表会

2007年度ドキュメンタリー・コース初等科生による多彩な習作ドキュメンタリー8本を上映!


日時
9月10日(水)・11日(木)
会場:アテネ・フランセ文化センター(お茶の水)
参加:入場自由


上映作品

Aプログラム
『バッチこい!』2008(DV/34分)
『水の見た夢』2008(DV/25分)
『誇り〜ある木彫り職人からのメッセージ〜』 2008(DV/25分)

Bプログラム
『絵に関して聞く』2007インタビュー課題(DV/5分)
『SESSION D』 2008(DV/35分)
『マホウノセカイ』2008(DV/30分)

Cプログラム
『能 夢幻を舞う』2008(DV/30分)
『築地五丁目』2008(DV/45分)

トークプログラム
9月10日(水)19:00〜
大津幸四郎(カメラマン/『不知火海』『エドワード・サイード Out Of Place』)
代島治彦(プロデューサー/『パイナップル・ツアーズ』『写真で読む東京』)

上映プログラム 13:00 15:00 17:00 19:00
9月10日(水) Aプログラム Bプログラム Cプログラム トーク
9月11日(木) Bプログラム Cプログラム Aプログラム  


主催:映画美学校The Film School of Tokyo
後援:アテネ・フランセ文化センター Athenee Francais Cultural Center
   ユーロスペースEurospace



☆作品解説

Aプログラム

『バッチこい!』2008(DV/34分)
スタッフ:美野大輔/木邨千尋/古賀龍太郎/佐々木ちはる/渕脇勤/保田則子
東京近郊、埼玉県所沢市小手指。小学生のリョウとリョウタとセイヤを中心に、少年たちの遊びと野球をめぐる日曜日の断片。

『水の見た夢』2008(DV/25分)
スタッフ:富賀見知保/真取明子/吉永磨美
人も豆腐も木も約70%は水。水の偏在性には目を見張る。水にとって物体は、休憩所若しくは移動手段でしかない。御蔵島を介して出逢った水の旅路。彼らは何者にも遮られる事無く、今日もただただ天地を巡る。

『誇り〜ある木彫り職人からのメッセージ〜』 2008(DV/25分)
 スタッフ 撮影・編集 静 貴史  録音・インタビュアー 中井弘昭
彼はこう言う。「アイヌである前に俺は一人の木彫り師なんだ」。
出身地である北海道、新しい価値感を求めやってきた東京、これらを行き来し制作を続ける一人の木彫り職人を追った。


Bプログラム

『絵に関して聞く』2007インタビュー課題(DV/5分)
スタッフ:坂上和孝
日々のニュースをイラストにし、その絵で壁を埋め尽す。ばあちゃんの実寸大壁新聞。

『SESSION D』 2008(DV/35分)
スタッフ:中田 文/坂上和孝/福永彩世/五十嵐恭子
フィクションとドキュメンタリーの境界線で挑み続ける映画監督・諏訪敦彦。彼と映画美学校で出会った“私たち”は、彼とのドキュメンタリーを撮り始める。果たしてそのセッションはどんな結末を迎えるのか?

『マホウノセカイ』2008(DV/30分)
スタッフ:山根勇
タカノさんという女性の日常と、彼女を通して見える世界についてのドキュメンタリー。


Cプログラム

『能 夢幻を舞う』2008(DV/30分)
スタッフ:中澤將/ 舘野素子/ 橋爪まり子 
お能がユネスコの世界文化遺産に認定されたのを知っていますか?  これはお能と真剣に取り組む子供たちのお話。舞台本番の美しい映像もたっぷり。かわいい子供たちの姿を観ながら、お能の世界を垣間見ることができます。

『築地五丁目』2008(DV/45分)
スタッフ:佐々木ちはる/木邨千尋/保田則子/三野新/五十嵐恭子
ここはどこだろう?足を踏み入れた瞬間、未知の惑星に迷い込んだ気がした。喧噪と静寂、光る鱗と地を這う冷気。この繰り返される日常を写真を操るようにスクリーンで再現したいとカメラを回し始めた。


上映にあたって

筒井武文(映画作家/映画美学校講師)

映画が魅力的に息づくためには、制作過程で発見がなければならない。ドキュメンタリーにおいては、その機会が、撮影時と編集時と二回来る。そして困ったことに、撮影で発見が多ければ多い程、編集時での選択肢が増えてしまう。今期の初等科が直面した問題がまさにそこなのである。誰も見たことのない「築地」の表情が撮れているがゆえに、その構成の原理を見いだすのに七転八倒した『築地五丁目』。結果がどうなったか。成功したら、真にユニークな作品になるだろう。男の子たちの放課後の表情を魅力的に掬いあげた『バッチこい!』、孤島の水の循環に感応した『水の見た夢』、アイヌと東京の距離に編集の活路を見いだした『誇り〜ある木彫り職人からのメッセージ〜』、伝統芸能の継承を描く『能  夢幻を舞う』、ある若い女性の不思議な肖像画としての『マホウノセカイ』など、多かれ少なかれ編集での発見に勝負がかかっている。やや問題が異なるのが、ドキュメンタリーをめぐるドキュメンタリーという『SESSION D』だが、インタビュー課題の秀作『絵に関して聞く』も含め、見応えのある作品が揃ったことは、自信を持って断言させてもらう。



入場自由(先着順入場/入替なし)

会場:アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2−11
(JR/地下鉄 御茶ノ水駅・水道橋駅より徒歩7分)



お問合:映画美学校 TEL. 03(5205)3565(13:00〜20:00)


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