公開講座/イベント
映画美学校公開講座
THE FILM SCHOOL OF TOKYO

「世界のドキュメンタリー2007上映と講義」(10回シリーズ)
〜佐藤真監督の企画原案より〜

講師:筒井武文(映画美学校ドキュメンタリー・コース初等科主任講師)他
ゲスト講師:東陽一(映画作家)岩佐寿弥(映画作家)平野克己(映画作家)他

映画美学校では、ドキュメンタリー・コースの「作品研究」の講義を一般の方々に公開いたしております。昨年度まで主任講師をご担当いただいた佐藤真監督が本年9月4日に急逝なさいました。つきましては、佐藤監督が生前(本年6月)に構想された2007年度の企画原案にもとづき、映画美学校講師陣を中心とした集団体制で、講座を継続することといたします.

映画美学校事務局


「ドキュメンタリーは世界に対する批評的態度である」(再録)

佐藤真(映画作家/2004年9月の開講時のメッセージ)

 ドキュメンタリーは、世界に対するひとつの批評的な態度である。だからこそ、そこには考えうるあらゆるスタイルや方法論と無限の可能性がある。そう頑なに信じる私は、ささやかな批評と僅かな実作を通して、このドキュメンタリーの燎原の広さのことばかり言い募ってきた。映画美学校の研究科生のための作品研究も、改めて映画史の重要な作品を解析することで、方法論の自由な奥行きを学ぼうとするものだ。
 時系列やテーマ別に区分けするのではなく、あくまでも方法論ごとに古今東西の映画作家の作品を並べかえてみること。それが、今回の公開講座の作品選定の骨格にある。当然ながら、上映作品は、狭い意味でのドキュメンタリーの枠を越えている映画が多い。また、どう考えてもフィクションとしか考えられない映画もある。そうした作品群を、主に編集という観点から考察していこうというのが、今回の作品研究のプログラムである。


実施期間
2007年12月1日(土)〜2008年7月5日(土)(10日間/全10回)

やむを得ない事情で、講義日程に変更が出る場合があります。ご了承ください。
上映作品は、若干変更になる可能性がありますので、ご了承下さい。

第1回日本ドキュメンタリー作家列伝(3)「東陽一」
12月1日(土)
上映13:00〜
『A FACE』1963(24分)=交渉中
『沖縄列島』1969(105分)
講義15:30〜
ゲスト講師 東陽一(映画作家)

第2回日本ドキュメンタリー作家列伝(4)「野田真吉」
1月26日(土)
上映13:00〜
『忘れられた土地』1958(30分)
『オリンピックを運ぶ』1964(50分)
『ふたりの長距離ランナーの孤独』1966(8分)
『モノクロームの画家イブ・クライン』1966(40分)
講義15:30〜

第3回日本ドキュメンタリー作家列伝(5)「岩佐寿弥」
2月2日(土)
上映13:00〜
『叛軍No.4』1972岩佐寿弥(98分)

講義16:00〜
ゲスト講師:岩佐寿弥(映画作家)

第4回日本ドキュメンタリー作家列伝(6)「松川八洲雄」
3月1日(土)
上映13:00〜
『ヘルメットの男たち』1969(67分)
『仕事=重さ×距離』1971(30分)=交渉中
『ムカシが来た』1993(45分)

講義15:30〜

第5回日本ドキュメンタリー作家列伝(7)「平野克己」
4月19日(土)
上映13:00〜
『釘と靴下の対話』1958(30分)日本大学映画研究会=交渉中
『東京―その変容と時間』1969(51分)
『魂の風景 大野一雄の世界』1991(75分)=交渉中
講義16:00〜
ゲスト講師:平野克己(映画作家)

第6回「映像人類学の功罪」
4月26日(土)
上映13:00〜
「AINU Past and Present―マンローのフィルムから見えてくる もの―」2006(102分)
内田順子・鈴木由紀

講義16:00〜

第7回「社会主義リアリズム」
5月10日(土)
上映13:00〜
『レーニンの三つの歌』1934(60分)ジガ・ヴェルトフ
『医者のいない村』1940(13分)伊藤壽惠男
『ニーハオ登(トウ)小平』2003(100分)阮柳紅(ロアン・リュウホン)
講義16:00〜

第8回「アジアのニューウエーブ(中国)」
5月31日(土)
上映13:00〜
『私の紅衛兵時代』1993呉文光(ウー・ウェンガン)日本語字幕なし=交渉中

講義15:30〜

第9回「アジアのニューウエーブ(タイ)」
6月14日(土)
上映13:00〜
『第三世界』1998アピチャッポン・ウィーラセタクン(30分)
『真昼の不思議な物体』2000アピチャッポン・ウィーラセタクン(83分)
講義15:30〜

第10回「アジアのニューウエーブ(3)インド」
7月5日(土)
上映13:00〜
『神の名の下に』1992アナンド・パトワルダン監督(91分)=交渉中

講義16:00〜



会場
映画美学校第一試写室
東京都中央区京橋3−1−2 片倉ビル1F
TEL.03−5205−3565(月〜土12:00〜20:00)

申込方法(先着順)
定員:一般30名
映画美学校ドキュメンタリー・コース初等科・高等科の方は、カリキュラムに含まれておりますので、あらためて手続きをする必要はありません。

受講料:年間30,000円(税込)
公開講座『ノンフィクション講座』(年間受講料18,000円)と共通で受講する方は、2講座で受講料が40,000円(税込)となります。


お問い合せ
映画美学校事務局
東京都中央区京橋3−1−2 片倉ビル1F
TEL.03−5205−3565(月〜土12:00〜20:00)
地下鉄銀座線京橋駅下車3番出口前/JR東京駅下車八重洲口徒歩5分

主催:映画美学校
協力:
アテネ・フランセ文化センター
オフィス・エム・エー・ピー
コミュニティシネマ支援センター(予定)
GENプランニング
(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)(予定)
シネマトリックス
東京シネマ新社
日本映画新社
株式会社フォーカスピクチャーズ
プラネット映画資料図書館
特定非営利活動法人山形国際ドキュメンタリー映画祭
ユーロスペース



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