若手からベテランまで! 今、最前線で活躍する監督たちによるリレー講義を行います!

『横道世之介』『岸辺の旅』『海街diary』『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』『THE COCKPIT』。今、最も注目を集める映画の作り手たちが、その創作の秘密、現代映画の可能性を語ります!

※講義はカリキュラムに記載された「映画表現論」(全5コマ)の枠で行います。

 

沖田修一(映画監督/『横道世之介』『滝を見にいく』)

沖田プロフィール2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。2002年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映画祭にてグランプリを受賞。2006年『このすばらしきせか い』を発表。2008年、TVドラマなどの脚本・演出を手がける。2009年、『南極料理人』が全国で劇場公開されヒット。2012年公開の『キツツキと 雨』が第24回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。2013年2月、吉田修一原作の『横道世之介』が公開。第56回ブルーリボン賞作品賞ほか数多くの 映画賞に輝いた。2014年「滝を見にいく」が公開される。

 

黒沢清(映画監督/『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』)

kurosawa大学在学中より8ミリ映画を撮り始め、83年商業映画デビュー。『CURE キュア』(97)が海外に紹介されたのを契機に、『ニンゲン合格』(98)をベルリン映画祭に出品、映画美学校製作作品『大いなる幻影』(99)をヴェネ チア映画祭に出品、『トウキョウソナタ』(08)がカンヌ映画祭で審査員賞を受賞するなど、各国でその評価を高める。近作に、『リアル~完全なる首長竜の日~』(13)、『セブンスコード』(13/ローマ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門最優秀監督賞受賞)がある。最新作は、『岸辺の旅』(15/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞)。

 

 

 

是枝裕和(映画監督/『そして父になる』『海街diary』)

是枝監督ポートレイト1962年生まれ。大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。2014年独立して、制作者集団「分福」を立ち上げる。主なテレビ作品に『しかし~福祉切り捨ての時代に~』(91)『もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~』(91)『彼のいない八月が』(94)など。95 年、初監督した劇場用映画『幻の光』 が第52回ヴェネツィア映画祭で「金のオゼッラ賞」を受賞。自ら脚本・編集も手掛けた『ワンダフルライフ』では、98年ナント三大陸映画祭でグランプリを 受賞。アメリカでも一般公開され好評を博した。その後も、『誰も知らない』(04)、『そして父になる』(13)、最新作『海街diary』(15)が、 カンヌ映画祭コンペティション部門に正式出品されている。著書に「官僚はなぜ死を選んだのか」(日経ビジネス人文庫)、「歩くような速さで」(ポプラ社) などがある。

 

 

白石晃士(映画監督/『ノロイ』『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ

shiraishi1973年生まれ、福岡県出身。学生時代より自主映画を制作し『暴力人間』(97/共同監督:笠井暁大)でひろしま映像展98企画脚本賞・撮影賞、『風は 吹くだろう』(98/共同監督:近藤太)でぴあフィルムフェスティバル1999準グランプリを受賞。『ウォーターボーイズ』(01/矢口史靖監督)のメイキング監督をつとめたのち、ホラー系オリジナルビデオ作品を中心に監督として活躍、2005年『ノロイ』で本格的に劇場作品デビュー。以降、ホラーを中心 に多くの作品を送り出し、特にフェイク・ドキュメンタリーで注目を集める。劇場公開作に『口裂け女』(07)『オカルト』(08)『タカダワタル的ゼロ』(09)『シロメ』(10)『超・悪人』(11)『カルト』(13)『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最凶の劇場版』(14)『殺人ワークショップ』(14)、韓国との合作『ある優しき殺人者の記録』(14)など。

 

三宅唱(映画監督/『PLAYBACK』『THE COCKPIT』 )

 IMG_3894_miyake_sho1984年札幌生まれ。中学3年時にはじめて自主映画をつくる。一橋大学社会学部在学中、映画美学校フィクション・コース第10期初等科に入学。2009年短編『スパイの舌』(08)が第5回CO2オープンコンペ部門にて最優秀賞を受賞。2010年『やくたたず』を製作・監督(第6回CO2助成作品)。『Playback』(12)は第65回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品、また第27高崎映画祭新進監督グランプリ、第22回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞した。最新作は5/30公開の『THE COCKPIT』(15)。

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