音楽美学講座

音楽を読み解き、創作するための技術を学ぶ学校です

私たちの周りには音楽があふれている。
街中のBGMからライブハウス、クラブ、大型フェスティバルといった環境に加え、ラジオ、TVから動画サイトや音楽SNS、Ustreamといったメディアを通した体験まで、かつてないほど音楽へのアクセスが開かれている。

しかし、私たちはそれらの音楽をきちんと聴けているのだろうか?

私たちをとりまく膨大な音楽の背後には、過去の膨大な音楽の歴史の蓄積が広がっている。
それ単体で存在しているようにみえる音楽であっても、必ず何かしら文脈によって裏付けられ、支えられている。それは先行する表現であったり、社会的、美学的背景であるかもしれない。あるいは、録音技術の発達や機材の進歩であるかもしれない。

そのような豊かな歴史の蓄積の中に、音楽を支える確かな「技術」を見いだす事が出来る。
歴史に裏付けられた確かな「技術」を学び取ること、それを未来に向けて継承していくこと、それが本校の大きな目的である。

音楽の構造を読み解くための理論や、録音物のクオリティを支える技法、名曲を名曲たらしめる文脈とそれを聴き取る視座。

21世紀に至り、産業としての音楽を取り巻く状況は大きく変化したが、過去に蓄積された豊かな鉱脈は、未だ我々の音楽活動にとって最良の教師たりうるのではないだろうか。
そうした歴史の渦中にいる我々にとって、音楽に関わることに、どのような可能性が残されているのか? 

「いま、ここ」から、まだ見ぬ「音楽のこれから」へ。
本講座が音楽の現在に接続する指針を見出す手助けをできれば幸いである。

音楽美学講座2

講座概要

3つのカテゴリのもと、6つのクラスがあります。
本校では音楽的スキルを分析/制作/批評という3つのカテゴリに分類し、クラス編成を行っています。

分析:メソッド・コース初等科、メソッド・コース高等科
制作:コンポーズ・コース 、サウンドデザイン・コース
批評:ヒストリー・コース 、クリティック・コース
◎特別講義(全コース共通)

複数クラスを同時に受講することが可能です。

受講生の志向やスキルに併せ、複数のクラスを同時に受講いただけます。あるクラスで得た教養を別のクラスの知識にフィードバックさせていくというような、相互間のリンクによる補完関係と化学反応を期待しています。

全クラス共通のオープンレクチャー「特別講義」があります。

「特別講義」は全クラス共通のレクチャーで、全ての受講生が参加出来ます。それぞれのクラスで学んだ音楽コンテンツを、自分のスタンスにフィードバックしていくためにはどうすれば良いか? 一年間を通して考えていきます。また他のクラスとの交流の場としても機能しています。

映画コースとのコラボレーションを行っています。

映画コースとのコラボレーションが積極的に行われているのも本校の特徴です。音楽講座学生が音楽を担当した映像作品は、これまで国内外の映画祭に出品され、評価を得ています。

学生と社会人のための講座です。

授業は基本的に平時の19:00より行います。学業や仕事と平行して学べる場であり、幅広い世代がアクセス可能な場となっています。