1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚・恐婚・連婚』で90年に脚本家デビュー。『リング』(98)シリーズの脚本を担当し、大ヒットを記録、同作はハリウッドでリメイクされた。脚本作は中田秀夫監督『女優霊』(95)、北川篤也監督『インフェルノ蹂躙』(97)、黒沢清監督『蛇の道』(98)、佐々木浩久監督『発狂する唇』(99)、鶴田法男監督『おろち』(08)、三宅唱監督Netflix「呪怨:呪いの家」(20)など多数。04年『ソドムの市』以降は、『狂気の海』(07)、『恐怖』(09)、『旧支配者のキャロル』(12)、『霊的ボリシェヴィキ』(17)、『ザ・ミソジニー』(23)と監督作が続く。21、22年はフィクション・コース生と共同監督した『うそつきジャンヌ・ダルク』、『同志アナスタシア』をオンライン公開した。著書に「映画の魔」(青土社)、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖ー恐怖と恍惚のシネマガイド」(洋泉社)、脚本集「地獄は実在する」(幻戯書房)がある。『蛇の道』は黒沢清監督によって、現在、フランスでリメイクが進行中。自らの8ミリ作品『夜は千の眼を持つ』のリメイクも準備している。

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