※定員に達したため募集を終了致しました。 ■まったくの初心者のための短期集中講座 16ミリの撮影、照明、編集など、映画づくりに必要な基本技術を映画美学校講師陣が指導します。 ◎講師:筒井武文(監督) 山田達也(撮影) 箕輪栄一(照明)ほか ◎ゲスト講師:黒沢 清(監督) 古澤健(監督) ◎受講期間:2008年8月4日(月)〜8月15日(金) 映画を撮るためには技術が必要です。この当たり前に思えるフレーズは、実際は逆なのです。技術があるからこそ、映画を撮りたいという欲望が生まれてくるのです。技術には、常に正しいセオリーがあるわけではありません。映画の現場では、局面局面で無数の解答が存在します。どこにキャメラを据えるのか、光をどうコントロールするか、どうフィルムをつなぐか。そうした具体的な作業の積み重ねのうえに「映画」が成立します。映画美学校「映画撮影夏期集中講座」では、16ミリ・フィルムによる撮影・照明・編集実習を通して、映画の基本を習得することを目的とします。この基本技術を理解すること─というより、技術が面白くてたまらない感性が、映画では最も大切なことなのです。そのことによって、プリズムに入った一筋の光が、さまざまに分光してゆくように、映画の諸局面に対応する力が蓄えられるはずですから─。
【講義内容】 ●ガイダンス/総論:前半は、今講義のカリキュラムの説明および、映画撮影全体のおおまかな流れの講義を行います。後半は、撮影実習に向けて、班に分かれて企画の検討を行います。 ●撮影基礎1:16mm撮影のなかで、主にカメラ、フィルムおよび露出についての基礎知識を学びます。 ●照明基礎:基本的な照明設計から、間接照明、昼や夜の場面を照明で作るといった応用までを、実際に照明機材を操作しながら、講義します。 ●撮影基礎2:16mmカメラの機構、フィルム装填、露出計測の仕方などを、実際にカメラを触りながら学びます。 ●撮影準備:次の日の撮影実習に向けて、撮影の準備を行います。 ●撮影照明実習1・2:これまでの講義を踏まえ、班ごとに立案した企画を、実際の映画にするため、撮影を行います。撮影時間は1日=10時間×2日。撮影場所は映画美学校です。各人が持ち回りですべてのパートを経験しながら、撮影を行っていきます。 ●編集論:編集の基礎知識、編集機材の使い方を学びます。 ●ラッシュ講評:撮照実習で撮影した、ラッシュ・フィルムを上映し、技術的な講評を行います。 ●編集実習:撮照実習で撮影した、フィルムを編集し、作品を完成させます。 ●作品講評:ゲスト講師をお招きして、編集実習で完成させた作品を上映し、講評を行います。なお完成作品はDVDにし、各人にお渡しします。 講師プロフィール ● 黒沢清 Kurosawa Kiyoshi 1955年生まれ。ディレクターズ・カンパニーに参加後、83年『神田川淫乱戦争』でデビュー。『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(85)、『スウィートホーム』(89)、『地獄の警備員』(92)と独自の世界をきりひらく。95年から翌年にかけて、『DOOR 。』、哀川翔主演の『勝手にしやがれ!!』シリーズ全6本、『復讐』シリーズを発表し、質量ともに群を抜いた活動を展開。役所広司主演の『CURE(キュア)』(97)、『ニンゲン合格』(98)では、海外においても高い評価を受ける。その後99年、『カリスマ』『大いなる幻影』(映画美学校製作)と話題作を相次いで発表。『回路』で2001年カンヌ映画祭国際批評家連盟賞を受賞。2003年『アカルイミライ』がカンヌ映画祭コンペティション部門に参加。2007年には新作『叫』が公開され大きな話題を呼んだ。他に著書として「映像のカリスマ」(フィルムアート社)や「映画はおそろしい」、「黒沢清の恐怖の映画史」(共に青土社)「黒沢清の映画術」(新潮社)などがある。 ● 古澤健 Furusawa Takeshi 1972年生まれ。高校時代より8ミリ映画を撮りはじめ、『home sweet movie』で、1997年PFFアワード脚本賞受賞。同じ1997年に映画美学校第一期入学。映画美学校のカリキュラム内で製作された『怯える』(98)を監督・脚本し、1999年にクレルモンフェラン国際短編映画祭(仏)に招待される。その後黒沢清監督『回路』(01)、瀬々敬久監督『RUSH!!』(01)、青山真治監督『月の砂漠』(02)などで演出助手を務める。また瀬々敬久監督『超極道』(01)、黒沢清監督『ドッペルゲンガー』(02)では脚本を担当。2004年に「映画番長」シリーズの1本『ロスト★マイウエイ』を監督し劇場公開された。2006年には、初のメジャー系監督作品となる『オトシモノ』が公開された。また著書として長編小説『ドッペルゲンガー』(竹書房刊)がある。 ● 筒井武文 Tsutsui Takefumi 1957年生まれ。大学在学中の81年に習作『6と9』を手掛けた後、長編第1作『レディメイド』(82)を発表。その後、フリーの助監督、フィルム編集者を経て、独立後、 自主制作映画『ゆめこの大冒険』を3年がかりで86年に完成させ劇場公開。その他に劇団、遊◎機械/全自動シアターの世界を映像化した『学習図鑑』(87)、3D作品『アリス イン ワンダーランド』(88)がある。並行して、TV、記録映画、企業CMなど幅広く演出。篠崎誠『おかえり』ではプロデューサーと編集をつとめる。また、映画批評、海外映画人へのインタビューなども数多く手掛けている。2004年、最新監督作『オーバードライヴ』(柏原収史主演)が公開された。現在新作の準備中。 ● 山田達也(撮影) Yamada Tatsuya 大学卒業後フリーの助監督をへた後、キャメラマン、故瀬川順一の最後の助手となる。そこでドキュメンタリー作品(柳沢寿男、松川八洲雄、伊勢真一等監督作品)や企業PR、CMに参加。その後、石原プロモーションにて金宇満司に師事。多くのテレビドラマに就く。現在テレビドラマ、Vシネマを中心に、ジャンルを横断的に活動中、2002年には、青森県六ヶ所村を3年半記録した長編ドキュメンタリー『田神有楽(でんしんゆうがく)』(加藤鉄監督)が公開された。 ● 箕輪栄一(照明) Minowa Eiichi 1949年生まれ。円谷プロの怪獣映画で照明を担当したのをきっかけにして映画の世界へ。1年がかりのプロジェクトだった伊勢真一監督の『見えない学校』に参加。同監督の『奈緒ちゃん』(95)、『ルーペ』(96)『ぴぐれっと』(02)にも関わる。企業のPR映画、CMなどでも活躍中。最近では「映画番長」シリーズの一本、清水崇監督『稀人』(04)や伊勢真一監督『朋あり~太鼓奏者 林英哲―』(04)などを手掛けている。 ●定員:40名(先着順) ●受講料:\31,500(税込) ●お申込み 映画美学校にホームページ、ハガキまたは電話にて受講案内書を請求下さい。 受講案内書のご請求はこちらから 申込完了後受講証用の証明写真(タテ4cm×ヨコ3cm)が必要になります。 ●お問合せ 映画美学校 03-5205-3565 まで |
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