主任講師メッセージ

平田オリザ

「アウェーで闘える俳優」を生み出したい
平田オリザ(アクターズ・コース主任講師)

日本映画百年の歴史の中で、映像と演劇は、つかず離れずの関係を続けてきました。
また、海外の劇場では、映画製作を行うところも珍しくありません。日本でもここ数年、映画界と演劇界の新しい関係が生まれるつつあるように思います。
映画俳優を目指す皆さんに、演劇という、よりインディペンデント色の強い文化に触れてもらうことで、より自立した俳優を生み出すことができればと願っています。自立した俳優とは何か、それは当節の言葉で言えば、「アウェーで闘える俳優」ということになるかもしれません。ここから先のことは、授業で話したいと思います。

 

「映画」と「演劇」と「演技」を学ぶ
塩田明彦(アクターズ・コース主任講師)

俳優は映画作りの重要なスタッフである。「香港ではスタッフと俳優の区別なく、みんなで映画を作るんだ」とトニー・レオンは語ってきた。映画美学校アクターズ・コースの受講生たちは、フィクション・コースや脚本コースの受講生たちと交流しながら、同じ創作の仲間として学び、次第に俳優としての自分がすべきことを発見していく。映画美学校のアクターズ・コースはただ「演技」を学ぶ場ではない。「映画」と「演劇」と「演技」を学ぶ場なのだ。